小林麻央さんのブログへの批判について
女性キャスター、小林麻央さんの闘病ブログが、良くも悪くも注目されています。
「良くも悪くも」と書いたのは、同じように闘病している人が元気づけられているとか、健康について考えさせるきっかけになったとか、応援や賛同の感想がある一方で、病気を金儲けの道具にしているという批判があるからです。
私は、芸能界や著名人の私生活にそれほど興味があるわけではないですが、ニュース記事の間に見かけることが多く、批判の的にされていることは知っていました。
ただ、ブログをチェックするほどの興味は沸きませんでした。
このゴールデンウィークの間に、小林さんが食事もとれなくなり、更に高熱に見舞われているということも知っていたのですが、今朝初めて小林さんのブログを見る機会があり、批判に対して怒りの感情が込み上げてきたので、記事に書くことにしました。
しかし、怒りのせいでどんな不快な表現が出るか分かりませんので、それが苦手な方はこの先を読まない方がいいと思います。
闘病ブログの目的が金儲けだとの批判をしている人たちに対し、私は思います。
この人たちは、本当に人たる心がないんだと。
命の灯が消えることと背中合わせの日々を送っている人に、そこまで考える余裕があると思いますか。
ブログを書こうとしたのは、恐らく「伝えたい」一心だったと思います。
伝えることによって、誰かが元気づけられたり勇気づけられたらいい、そして同時に、自分自身の生きた足跡を築けたらいいと考えたと思います。
私がなぜこう思うことができるかというのは、私がそんな思いでブログを書き綴っているからです。
私は、私のブログ記事を読んで「脳卒中はマジで怖い」とか「不摂生自慢なんかしてる場合じゃない」と思う人が一人でも増えたらいいと思っているのです。
そして同時に、私自身の闘病の足跡を残そうとしているのです。
私のブログが小林さんのそれと大きく異なるのは、死と直接向き合っているかどうかです。
私は、今すぐに脳卒中によって命を絶たれる危険はありませんが、小林さんは、今すぐに癌によって命を絶たれることがあってもおかしくない状況にあるのです。
闘病ブログでお金儲けをしようと思いつくとしたら、私の方が遥かに近いです。
もっとも私は有名人ではありませんが、ブログが誰かの目に留まってブレイクしたらいいなあという思いもゼロではないのです。
そう思えるのも、死と直接向き合ってないからこその余裕があるからです。
小林さんのブログを平気で批判したり非難を浴びせたりできる人たちは、恐らく健康体で、死とは程遠い世界に生きている人なのでしょう。
こういう人たちとは、私も無関係ではいられません。
私は仕事でよく外出しますが、街なかで時々嫌がらせを受けます。
私は、このタイプの人たちが、小林さんのブログを平気で批判するのだと思います。
健康で五体満足だと、障害者の存在が邪魔なんでしょうね。
死ねとでも思っているのでしょう。
体が不自由になったのに、まだ生きていてごめんね。
小林さんの夫の歌舞伎役者市川海老蔵さんは、1月に放送されたご自身のテレビ番組の中で、小林さんは余命3ヶ月と告げられていることを公表したそうです。
今はもう5月。既に3か月が過ぎている中で、闘病生活を送りながら今もブログを更新し続けていることには頭が下がります。
親しい友達でも親戚でもありませんが、何とか奇跡が起きて欲しいものだと思わずにはいられません。
- 2017.05.07 Sunday
- 世の中の出来事
- 08:15
- comments(2)
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- by ニゼック
GWもいよいよ終わりですが、どのように過ごされましたか?
私はほぼ毎日忙しく動き回って/歩き回っていました。
「ブログを書こうとしたのは、恐らく「伝えたい」一心だったと思います。小林麻央さんがブログを書かれた/書かれているのは、伝えることによって、誰かが元気づけられたり勇気づけられたらいい、そして同時に、自分自身の生きた足跡を築けたらいいと考えたと思います。」
というニゼックさんの意見に全く同感です。以前、自分のブログでも、海老蔵さん・麻央さんの番組を観た感想などをアップしましたが、
http://hirohiro009.jugem.jp/?eid=60
http://hirohiro009.jugem.jp/?eid=61
批判する人がいるのが信じられません。
まあ、常にものごとの上っ面だけしか見ない、何事に対しても批判的な見方・考え方しかできない人がいるのは致し方ないのでしょうけれど。
そのような人は無視して、真央さんを海老蔵さん・麻央さん御夫婦をひたすら応援するのみです。ブログにも書いたのですが、”これまでも頑張ってこられましたが、奇跡はまだこれから起こることを信じて、見守りながら応援したいです。”