リハビリは休まなくて当たり前
健常者の間では、リハビリはつらくて苦しいものと認識している人が少なくないようです。
リハビリは毎日欠かしません、と言ったら、健常者の方からは、大変ねえとか、凄いねえとか、感心と驚きとが混じったような返事が多いです。
ちっとも凄くないんですけどね。
当たり前のことをしているだけなんですけどね。
でも、健常者の方々には、苦しくて大変なものだと思わせておくのが良いかも(笑)。
リハビリなんて大したことがないという広まり方をする方が、それこそ大変ですからね。
ブログの中には、リハビリのことを頻繁に書いている方がいらっしゃるのですが、我々患者は、そんな方のおかげで、リハビリは大変なものだと健常者に認識してもらっています。
「リハビリはいつもつらくて苦しいけれど、それでもやめられないんですよ。
オレって、つらいことに耐えてるんですよ。
体が不自由で苦しいリハビリに耐えている、悲劇のヒーローってやつなんです、オレは」。
こういう雰囲気のブログもあったりして、同じ患者としてはちょっと気恥ずかしくなったりするんですが、健常者の方には優しくしていただけるので、そこは感謝していますよ、ハイ。
気になるのは、リハビリの内容に、本当にムラを作っていないかということ。
あるブログでは、短期間集中のリハビリをされているという話を拝見するのですが、集中期間外には休みの日を何日か設定するとか、まさかしていないですよね。
「今日は必死のパッチでリハビリを頑張った。
明日は休もう」。
なんて言ってないですよね。
翌日のリハビリを休みたいとか、今日のリハビリの方法が間違っているのです。
私は、前も書きましたが、リハビリは「月月火水木金金」の意識でやっています。
仕事には休みの日を作りますが、リハビリに休みの日の設定は"厳禁"にしています。
休みのないリハビリですから、リハビリにあまり強弱は付けません。
毎日、傍目にはダラダラと、リハビリを進めているわけです。
こんなわけなので、私のリハビリには基本的に「必死のパッチ」はありません。
もちろん、傍目だけですよ、ダラダラしているのは。
私には大きな目標があります。
死ぬまでに、右手足が役に立つ程度までに回復させることです。
当然、ボトックスなしでね。
- 2017.05.27 Saturday
- 脳卒中と障害
- 18:10
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- by ニゼック