障害者は本来マイナスの存在

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    エレベーター、スロープ、多目的トイレ、etc...。

    私たち身体障害者は、バリアフリー施設のおかげで健常者に近い便利さを享受できるようになりました。

    しかし、毎日これらが満たされた環境で過ごしていると、いつの間にかこれらがあるのが当たり前だと感じるようになりませんか。

     

     

    元々はなかった施設なんです。

    バリアフリー施設がない環境を想像すると、自ずと感謝の気持ちが湧いてくるでしょう。

     

    本当はないはずのものがあるんだ。

    その気持ちを忘れなければ、たまにメンテで使えなくても、腹が立たなくなると思います。

    いや、腹が立つどころか、これも便利な施設を維持するための仕事をしてくれているんだと考えれば、ありがたい気持ちになれるはずです。

    ましてや、昼でなくて夜にやっておけなんて、自分が寝ている間に他人に労働させるという、そんな傲慢な気持ちにはならないのではないのでしょうか。

     

    残念ながら、私たち障害者はそれだけでマイナスの存在です。

    おまけに料金などで一部で優遇されています。

    便利な施設を使わせてもらって、更に料金面で優遇されている、マイナスにマイナスを積み重ねている存在です。

    そんな存在なのに、権利ばかり振りかざしていたら、生きていることの価値すら危うくなってきます。

    それが現実なのです。

     

    障害はどうしようもありませんが、社会との収支を、せめてプラスマイナスゼロに持っていきたい。

    私は、社会からの援助を感謝の気持ちで受け止めながら、社会に貢献する気持ちを忘れないようにしたいと思っています。


    コメント
    優遇されているともマイナスの存在とも思いませんので、
    基本の形が健常と思われている人に合わせてあることが間違いだと思っていますが…(学校給食は全員アレルギー除去食でいいでしょ?って思っていますw)
    自分の都合で「夜中仕事しろ」はナイナーです。
    深夜労働で良質な睡眠を奪っちゃったら夫みたいに脳の血管切れちゃう人が増えるんじゃないかと心配してしまいます。

    もし夫が振りかざしたら、離婚ですwww
    • yuko
    • 2017/06/22 2:00 PM
    福祉行政が進むうちに、権利を振りかざす人を多く見るようになりました。
    もちろん、「障害者相手ならこのくらいでええやろ」といういい加減な役人を放っておくわけにはいきませんが、逆に障害者の人が、施設が故障しているからとクレームを言っていたり、怒鳴り声を発したりするのは見苦しいことなので、そこはあえて「障害者はマイナスの存在だ」と、少し誇大表現で書いてみました。
    エレベーターなどを、費用をかけて整備し、動力を使って(多くは電気)稼働させているのを見ていると、それだけでも感謝の気持ちを持たなければならないなあと、日頃から思っているのです。
    先日は、放っておけ言っていたのにも関わらず、
    わざわざ私の文章を引用し、解説して下さいま
    して有難うございました。

    あなたが一命をとりとめて障害者になり「マイナ
    スの存在」になった思うことには異論はありませ
    んが、一応同じく障害者に分類される私としまし
    ては、一緒に分類しないでもらいたいというのが
    率直な意見です。

    制度や社会環境はツールでしかなく、そのツール
    を如何に利用するかで全く意味が変わります。

    寄りかかって生きる人間にとっては優遇でしかな
    いでしょう。

    ただ私にとっては、それらは単なる踏み台にしか
    過ぎません。

    一般の社会に出て、社会人として闘うための踏み
    台です。

    それこそチャンスや権利を得るための踏み台です。

    私にとって踏み台は踏み台であり、そこに権利や
    優遇といった意味は存在しえません。

    もちろん踏み台を用意して下さっていること自体
    には感謝しておりますが・・・。

    障害者は「マイナスの存在」・・・そんなこと考
    えもしなかったですね。

    でも障害者という身内からもそういう言葉が出る
    のですから、一年前の津久井郡の凄惨な事件も起
    こるべくして起こったということなのでしょう
    か・・・。

    逆に問いたいですね。

    社会的に「マイナスの存在」と自負しているあなた
    の今の存在意義は何なのでしょうか?

    • Tarot
    • 2017/06/22 11:01 PM
    私たちは障害者である以上、健常者より多くの援助を受けなければ生きていくことができません。
    その援助には、社会から見てお金が余計にかかります。
    そこはマイナスであり、全ての障害者が向き合う現実だと私は考えています。
    実際に、私は直接差別を受ける経験をしていますし、今も受け続けているという現実からは逃れられません。

    障害者は、マイナス要素が消えない代わりに、それを打ち消せるだけの社会貢献を目指すことによって、プラマイゼロかそれ以上の存在意義は見いだせると思います。
    今の私が目指しているのはそこです。
    大きな援助を受けて生きている以上、できる範囲で還元することは最低限自分に必要なことと思っています。
    今回の記事は「人が寝ている間に点検しろ」と要望したことへの問題提起ですよね?
    要望した人に「障害」があるなしなんて私は無関係だと思っています。

    ニゼックさんは、障害のある方が社会参加することへの様々なフォローは「余計」な費用「余計」な手間とお考えなのだということはわかりました。
    私は、健常者の方が当たり前に多くの援助を受けていると思っています。だって世の中右利きメガネなし健常者発想のものだらけ健常者仕様ですもの。
    • yuko
    • 2017/06/23 6:54 AM
    yukoさん、私は余計にかかるとは書きましたが、不必要だというニュアンスで書いた覚えはありませんよ。
    インフラに不具合があっても怒って権利を振りかざすようなことはせず、日頃お世話になっていることに感謝するべきだと申し上げているのです。
    • ニゼック
    • 2017/06/23 9:00 AM
    私もニゼックさんが「不必要」だと思っていらっしゃるとは全く思っていません。
    私は「本当はあるはずのものがないんだ」って発想で世の中は変わってほしいです。

    でも、不具合にすぐプンスカプンスカしちゃう人は
    「本当はないはずのものなのだ、いつもありがとう」と思えば楽に過ごせるんじゃないかなぁってニゼックさんがした提案もアリだなぁって思います。これも障害あるなしに関係なくかな。
    • yuko
    • 2017/06/23 9:26 AM
    私が考える障害者の目指す姿勢の基本はここにあるので、宜しかったら読んでみてください。
    http://nosot.jugem.jp/?eid=87

    障害を個性と捉えれば、インフラもまた当たり前のように整備されるようになるのではないかという所がポイントです。

    でも、当たり前のように整備されたインフラは、時に不具合を起こすことだってあるわけで、こんな時にこそインフラが整備されていることの有難みを見直す機会になると思います。

    逆に、こんな時のクレームなんて最低ですね。
    ありえない。
    私が聞いているのは、あなたが今現に存在して
    いることの意義を問うたつもりですが、あなた
    の言葉をみると、今はマイナスの存在であり、
    極論を言えば、仮に自分が津久井郡の事件の被
    害者となったとしても、致し方がないとしか聞
    こえないのですが・・・。

    そもそも、あたかも障害者を代表するかのよう
    に「私たち障害者」なんて言わないでほしい
    ものです。

    なぜなら、あなたの主張は、社会一般の人
    が障害者差別をする発想そのものでしかあり
    ませんから。

    健常者から仲間外れにされながら、尚、健
    常者目線で、障害者や差別を語らないでほ
    しいものです。

    私からすれば、あなたがたのような発想の
    人達が障害者差別を作っている、その元凶
    でしかありませんので・・・。

    たかだか数年のあなたと私が見ている現実は
    違います。

    だからこそ、私は「私たち」のことは放って
    おけと言ったのですが・・・。

    ちなみに私は「健常者様」と毎日崇めて生きるよう
    なそんな面白くもない生活をしたくないので・・・。

    私たち障害者の私たちから「Tarotは除く」として
    下さい。


    • Tarot
    • 2017/06/23 9:29 PM
    分かりました。
    読解力のない人を含めるつもりはないので、今後は断りのない限り、「Tarotさんを除く」としておきます。

    >極論を言えば、仮に自分が津久井郡の事件の被
    >害者となったとしても、致し方がないとしか聞
    >こえない
    失礼な解釈極まりない。
    だからあなたは読解力がないといっているのです。
    先のコメントも含めて。
    私はこの事件について、解決案はありませんが、激しく憤っています。
    http://nosot.jugem.jp/?eid=170
    http://nosot.jugem.jp/?eid=171

    >たかだか数年のあなたと私が見ている現実は
    >違います。
    あなたは、私が最も嫌いな「病歴の浅い人に『上から目線』をする」タイプのようですね。
    http://nosot.jugem.jp/?eid=220

    >だからこそ、私は「私たち」のことは放って
    >おけと言ったのですが・・・。
    だから、あなたのブログのコメント欄には書いてないですよね。
    私は他人のブログを荒らすのは嫌いなんです。
    逆に言えば、私のブログは私が何を書こうと自由です。気に入らなければ見なければいいだけのこと。

    以後、私のブログにコメントは書き込まないください。書けば黙って削除しますし、しつこいなら、コメントを承認制にすれば済むことですから。
    どうせなら私のブログを勝手に引用した記事も削除を
    お願い致します。

    私からすれば、あなたの方が失礼極まりないと思って
    おります。

    自分のブログだったら何をしても問題ないと思って
    いましたら大間違いです。

    断りのない引用は著作権の侵害に当たります。

    そもそも放っておけと言っているにも関わらず、
    あなたが読解力がなく黙って私のブログを引用
    したことに関してはどうお考えなのでしょうか?

    人の読解力を云々言う前に自分の行いを見直して
    下さい。
    • Tarot
    • 2017/06/24 12:45 AM
    i一応ですがブログで無断引用して削除依頼があった
    経緯をブログに載せた上で、削除をお願いしたく
    存じます。
    • Tarot
    • 2017/06/24 12:59 AM
    ここは私のブログです。
    私が何をしようと勝手です。
    それに、引用は合法での範囲と考えます。
    したがって、削除はお断りします。

    次にコメントを入れたら、黙って削除しますので、そのつもりで。
    削除どころか方法まで指定するなんて、ここを誰のブログだと思っているのやら。
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