障害者に不親切な大阪人の心
私が中学生の頃、大阪の中学校では校内暴力の嵐が吹き荒れていました。
「ツッパリ」と呼ばれている連中が教室を支配していて、授業では邪魔をし、ひどいときになると教室内の机やいすを積み上げてバリケードを設置して、授業が行えないようにしました。
そんな中でも一部の生徒は、参考書を開いて高校入試に備えていました。
しかし、それをツッパリの仲間に見られたら、「おまえ、ええかっこしぃ(カッコをつける振る舞いのこと)やんけ!」「なにいい子ぶってんねん!」などと言われ、参考書を破られ、そこまではいかなくても言葉で茶化されるのが日常茶飯事でした。
大阪では、人に優しくしたり人から模範とされるようなことをすると、「ええかっこしぃ」と茶化されるのが普通でした。
これが大人になっても残り、不親切都市、大阪の姿になっているのではないか、そう思うのです。
そう言えば、中学生の全国学力検査でも、大阪は人数では上位のはずですが、成績は最下位に近いという結果に終わっています。
ちなみに東京はベストテンに入っています。
大阪では、成績が良いのは「ええかっこしぃ」とされ、多数派から忌み嫌われ、学校で過ごしにくくなるのです。
障害者への接し方にも、「ええかっこしぃ」という言葉が邪魔をして、東京と差が出てきているのではないでしょうか。
そんな風潮が生きているのは、大阪だけ。
「ええかっこしぃ」という言葉が、街から優しさを奪い、関西の地盤沈下にまで繋がっているというのは、考え過ぎなのでしょうか。
- 2018.01.22 Monday
- 旅行と地理の話題
- 23:27
- comments(2)
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- by ニゼック
反面おせっかい人間も多い(私も典型)。やたら人に話しかけ「アメちゃん」配るおばちゃん。がめついんだか気前いいのかわからん二面性(苦笑)。まあコミュニケーション第一と考えているのですが。
しかし電車での態度はイカンなあ・・恥ずかしい。