障害者の等級で起きる混乱

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    障害の程度を表すのに、等級を使うことがあると思います。

    しかし、この等級には種類があって、それらは同じではないために混乱が起きています。

     

    あるブログで、こんなやり取りがありました(一部修正)。

     

    Aさん「障害者等級も失語症単独では2級まで

    Bさん「失語症単独では、音声・言語機能喪失(3級)までが限度です。

        Aさんが2級と書いているのが間違いと思います。」

     

    これは、Aさん、Bさんのどちらとも正しいのです。

    そして同時に、Aさん、Bさんとも等級を正確に分かっていないのです。

    正しいのに分かっていない、これはどういうことなのでしょうか。

    答えを言うと、AさんとBさんは、それぞれ違う種類の等級を言っているからです。

    Aさんは障害年金の等級、Bさんは身体障害者手帳の等級のことを話しているのです。

    ところが、お二人とも理解が少し足りないようで、Aさんは「障害者等級」とあいまいな表現を使い、BさんはAさんの言う等級を間違っていると主張してしまいました。

     

    無知な人同士の会話は恐ろしいものです。

    このブログを見た多くの人は、単に「失語症の障害等級は3級が上限だ」と捉えるでしょう。

    正確にはそうではなくて、身体障害者手帳の失語症単独の等級が3級までなのであって、障害年金の等級の「音声又は言語機能に著しい障害を有するもの」は2級になります。

     

    それでは、失語症関係の等級についてまとめてみましょう。

     

    身体障害者手帳の等級

    1級:該当なし

    2級:該当なし

    3級:音声機能、言語機能又はそしゃく機能の喪失

    4級:音声機能、言語機能又はそしゃく機能の著しい障害

    5級:該当なし

    6級:該当なし

     

    障害年金の等級>※障害年金の等級は、身体障害者手帳の等級とは異なります。

    1級:該当なし

    2級:音声又は言語機能に著しい障害を有するもの

    3級:言語の機能に相当程度の障害を残すもの

    障害手当金:言語の機能に障害を残すもの

     

    これらは級の種類も違うんですね。

    お分かりになりましたか?

    Do you understand?


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