通勤はリハビリに入るのか?
脳卒中から職場復帰を遂げた人の中に、通勤はリハビリであるという考え方があります。
ブログを書く事ですらリハビリだという考え方もあります。
私は、これらもリハビリの一部分に含めていいと思っていますが、これらをリハビリのメインに据えるのは危険な考え方だと思っています。
なぜなら、これらだけをしただけで今日のリハビリは消化したと考えがちになるからです。
- 2018.02.19 Monday
- 脳卒中と障害
- 09:29
- comments(2)
- -
- by ニゼック
脳卒中から職場復帰を遂げた人の中に、通勤はリハビリであるという考え方があります。
ブログを書く事ですらリハビリだという考え方もあります。
私は、これらもリハビリの一部分に含めていいと思っていますが、これらをリハビリのメインに据えるのは危険な考え方だと思っています。
なぜなら、これらだけをしただけで今日のリハビリは消化したと考えがちになるからです。
以前、「左手のピアニスト」を題材に記事を書いたことがありました。
しかし、ピアノだけではありませんでした。
「片手でやれる!」
そんな思いを胸に、通常片手では演奏しないだろうと思われた楽器を、見事に演奏をこなす人たちがいたのです。
全てのリハビリが痛くないはずだとまでは言いませんけどね。
脳卒中のリハビリで、「殺してくれ!」と言いたくなるほど痛いというのは、回復に対する姿勢に問題があるんじゃないかと私には思えます。
セラピストの扱いにも問題があるかもしれませんが、やっぱり回復への本気度の弱さが、痛みという形になって現れてくるんじゃないでしょうか。
ましてやそれにボトックスまで打っているとしたら、考え方を改める必要があると、私は思いますよ。
先日、テレビ東京の番組で「市大(いちだい)ストレッチ」なるものが紹介されました。
「市大」とは、大阪にある「大阪市立大学」のことで、30年前には私もここの文学部に籍を置いていました。
母校のローカルマイナー大学の話題が東京で見られること自体が珍しいことであり、私もチェックしました。