我が運転免許証と永遠の別れ
今年は5年ぶりに運転免許の更新の年。
誕生日の時期になったので、試験場まで行ってきました。
私は、見ての通りの障害者。
当然、適性検査を受けることになったのですが、これは何とかクリアー。
しかし、警視庁は次の条件を出してきました。
- 2018.03.30 Friday
- 乗り物とバリアフリー
- 22:14
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- by ニゼック
今年は5年ぶりに運転免許の更新の年。
誕生日の時期になったので、試験場まで行ってきました。
私は、見ての通りの障害者。
当然、適性検査を受けることになったのですが、これは何とかクリアー。
しかし、警視庁は次の条件を出してきました。
障害の程度を表すのに、等級を使うことがあると思います。
しかし、この等級には種類があって、それらは同じではないために混乱が起きています。
あるブログで、こんなやり取りがありました(一部修正)。
Aさん「障害者等級も失語症単独では2級まで」
Bさん「失語症単独では、音声・言語機能喪失(3級)までが限度です。
Aさんが2級と書いているのが間違いと思います。」
これは、Aさん、Bさんのどちらとも正しいのです。
そして同時に、Aさん、Bさんとも等級を正確に分かっていないのです。
正しいのに分かっていない、これはどういうことなのでしょうか。
世の中、気圧の変化に敏感な方が多いようです。
「低気圧 体調不良」でググると、多くのサイトに当たります。
高気圧にも低気圧にも鈍感な私には、低気圧で体調が悪くなるというのがイマイチよく分かりません。
私にはむしろ気温の変化の方が、身に堪えます。
あるお笑いタレントが、テレビ番組の健康診断で人工透析目前の数値でありながら、周囲の助言にも悪態をついているというニュースを見ました。
テレビ番組のことですから、キャラ作りのネタである可能性がありますが、もし本当にそういう姿勢ならとんでもないことです。
何人かの視聴者からは、「体を粗末に扱うヤツは、勝手に死ね」などという、一見暴言に見えるコメントが寄せられていますが、「死ね」というのは優しい方であり、実際にはそんなに簡単に死ぬことはできず、恐らく後悔一辺倒の生き地獄を見ることになると思います。
主治医の先生もセラピストさんたちも家族でさえも、私の体が具体的にどう不自由なのか、理解していません。
私の周囲の人は健常者ですから、理解できなくて当然です。
不自由な体との闘いは、孤独な闘いなんです。
脳卒中村の村人の多くの人が、孤独な闘いを強いられているんじゃないでしょうか。